”まっしろでまっさらなきもち“

新しいガラス壺は真っ白なんです。

今年は工房内をいつもの年より整理したので、

心機一転スタートする気持ちと同じように、

真っ白で真っさらな質感に気持ちがリンクしてきます。

さてこの壺、取り替えるときには、

大人2人で細心の注意をしながら交換します。

この位置が良くないと、、

ガラスを熔かす時の効率が悪くなったり、

ガラスを巻き取りにくくなります。

今年も近所に住むガラス作家のK君が、

手伝いに来てくれたので一安心でした。

私はお言葉に甘えて(最年長だし〜笑)

記録撮影と補助にまわることができました。

更に詳しく説明すると、

古い壺を抜いた後は、窯の補修とバーナーの点検です。

それらが終わってから新しい壺を入れ、

窯壁と蓋を元の位置に戻し、再度外部補修した後、

ゆっくりと炉の温度を上げていきます。

なぜゆっくりか？

急に温度を上げると壺が割れちゃうんです。

これは陶芸家さんと同じですね。

↑新しい壺を入れる前の面白い内部　　↑使い終わった壺(初代)

その後、ガラス粒を何回かに分けて投入します。

この時には窯の温度を1000度以上に上げます。

ガラス粒を水飴のようにドロドロに熔かすためです。

ガラスが熔けたら、ガラスの状態をチェックして、

泡が多ければ泡を取り除きます。

さて、今年は何から作ろうかな。

うふふふふ🎶

村木未緒　Mio Muraki

追記:

過去投稿した古い壺は無事に里親様が決まりました✨

どんな空間へ設置されるのか楽しみです✨

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