すすり茶用の茶器セットです
『すすり茶とは、
古より趣味人が密かに愛でたお茶の「飲み方」です。
中国で14 世紀後半、明朝の初期に流行した
「泡茶(お茶の入れ方、作法)」の一種
「蓋碗」の作法が日本に伝わったといわれています。
蓋碗(蓋付きの茶器)に直接茶葉を入れ、
すするように飲むことからこの名前で呼ばれています。
すすり茶は、まず低温の湯を少量注いでじっくりと
引き出したお茶の旨みをいただきます。
1煎目の味わいは、一言でいうと衝撃的。
これは体験しないとなかなか言葉では伝わりません。
そして2煎目、3煎目と変化するお茶の味を愉しみます。
途中干菓子などもいただきつつ、お茶を存分に味わったら最後はそのお茶の葉を全部召し上がっていただきます。
ポン酢や塩などをつけて食べると驚きのおいしさです。
通常すすり茶は玉露で淹れるのが一般的です。
宇治(京都)、嬉野(佐賀)、湯布院(大分)などの
お茶の産地で愉しまれており、
岡部(静岡)では「つゆ茶」、八女(福岡)では「しずく茶」などとも呼ばれ同様の飲みかたで親しまれています。
すすり茶雲水ですすり茶を行う際の茶葉は
足柄茶の中でも最高級の煎茶である
品評会茶(足柄うまみ茶花里の雫)を使用しています。
名前からもわかるように、うまみが特徴のお茶のため
一煎目の衝撃は、玉露以上のものがあります。
また柔らかい新芽の部分だけを手摘みした茶葉のため、
飲み終わった後は茶葉まで全ておいしく食べることができます。』
(すすり茶雲水)
*数が必要な方はご相談ください
*形、色、サイズに多少のばらつきがあります
サイズ:90mm*90mm*H45mm 茶器(蓋付き)
105mm*80mm*H40mm 片口