炉前仕事の休憩中、濱舘が汗だくのTシャツを取り替えて、

工房横で炭酸水を飲み干した後。

"ひやーっ"と呟きました。(実際は小さく叫んだ感じ。)

“ひやーっ”これ聞いちゃうと、

冷っこい話しをしたくなっちゃいますね笑

ガラスは見ているだけでもマイナス2度くらいは涼しくなれる。

とお客様に言われたことがあります。それを思い出したので、

ガラス屋さんの役目としては、ここはやはり！

氷のようなガラスを皆様へお届け致します。

氷はいらんかね〜🎶

氷のようなガラスはいらんかね〜

ぱーぷー🎶(ラッパ)

はやくこないと〜いっちゃうよっ🎶

自己満足系です。笑

さてさて、第二部へ。

ロングバージョンなので、読みたい方向けです。

↓

ipadaのプロダクトの中では、最小で最安値の氷の箸置き。

発表してから、もう何年経ったのでしょう。

あれからずっと定番として生き続けています。

このアイテムがまさにipadaのアイコン。

名刺がわりの一品となりました。

"ガラス素材の持つ美しさをシンプルに引き出すこと。

普遍性のある形をピュアに求めること。"

そのような理念のもと、ガラス作家 濱舘寛と村木未緒が2006年にipadaというブランドと制作アトリエを立ち上げました。企画・デザイン・制作、全ての工程を自分達で行なっています。販売もか笑。

実際に工房での手順は、村木が熔けたガラスを巻き取り、

濱舘が成形しています。徐冷炉がいっぱいになるまで黙々と淡々と。

案外と静かに作っています。巻き取るガラスの量や温度の微妙な違いに気がつく

くらい静かです。このくらい淡々と作れるようになるまでの工程作りの時期が

懐かしく脳裏にも浮かんできます。

これからも、巷の流行と関係なく、自分たちの“ものづくり”を模索していきますが、

まずは、原点になり得た逸品を生みだせた悦びに乾杯！(ビールです。笑)

Mio Muraki

@murakimio

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